サーキット用パッド
ベスラのサーキットパッドを、是非、使ってみてください。
サーキット走行が楽しくなります。
ベスラサーキット用パッドの背景
ベスラは、1997年から2013年までベスラ–スズキという名前で米国でレース活動をしていました。
WERA耐久レースで8度の総合優勝、その後、AMAに参戦し, 2013年にレース活動を終了いたしました。
レースの実戰を重ねて生まれたのが、4種類のベスラサーキット用パッドです。
ライダーの要望を聞き、ハードなコースを考慮し、開発したサーキット用のパッドは、多くの米国のライダーに使用されております。
日本のライダーの皆様にもご使用頂く為に、鈴鹿、モテギ、筑波、岡山、菅生、オートポリスはじめミニバイクも含めた各サーキットでテスト、実戦走行を重ね、ライダーの皆様より好評です。
是非、お試しください。
4種類のレースパッドの中でもXXは非常に高い人気があります。
サーキットパッドの種類
ベスラのレースパッドは、RJL、SS、XX、WX、RXの5種類です。全て日本国内で開発製造しております。
耐久性に重点を置いたパッド、初期制動に重点を置いたパッド、安定した制動力を維持するパッドなど、ライダーの用途に合わせたパッドを揃えております。
熱によるパッドの変形を防止するために、硬質の特殊鋼材をレーザーカットし、変形防止をしております。
制動力の説明はブレーキディスクに被膜が形成され、温度が上昇した状態を基準としています。
RJL
- 初期タッチの穏やかなモデル
- 超耐久
- 初級~中級向け
ベスラが最初に作成したサーキット用パッドです。
米国カリフォルニア州ウィロースプリングスのレース場で開催された24時間耐久レースにGSX-R750で参戦し、見事、優勝、無交換で24時間走りきったパッドです。
この優勝により、米国のスズキよりサポートをいただきベスラ・スズキレーシングチームがスタートしました。
特徴は、安定した制動力と耐久性の良さです。サーキット走行初心者にオススメです。初めてのレーシングパッドは「RJL」と言っても過言ではありません。
もしRJLで「足りない」と感じる方は適合の範囲で「SS」「XX」「WX」をお試しください。
1setの価格8,000円(2Pcs/キャリパー)/12,000円(4Pcs/キャリパー)
フロントダブルディスクの車両は2set必要になります
SS
- 初期タッチ強い
- 耐久性高い
- 上級向け
このパッドは、デイトナ200マイルレースにGSX-R1000で参戦し、ベスラレーシングチームのライダーが2位になった時に使用したパッドです。
耐久性に優れ安定した制動力を発揮致します。
1setの価格14,000円(2Pcs/キャリパー)/18,000円(4Pcs/キャリパー)
フロントダブルディスクの車両は2set必要になります
XX
- 初期タッチ強め
- 耐久性高い
- 中級~上級向け
熱が入る前は制動力に弱さを感じるかもしれませんが、熱入後は、制動力が高まり、非常に安定した制動力を保ち、コーナー奥までブレーキをコントロールできます。
米国でも、ヨーロッパでも、多くのチームやライダーに使用されており人気が非常に高いパッドです。
もしXXで「効きすぎる」「コントロールが難しい」と感じる方はRJLをお試しください。
1setの価格14,000円(2Pcs/キャリパー)/18,000円(4Pcs/キャリパー)
フロントダブルディスクの車両は2set必要になります
WX
- 初期タッチやや穏やか
- 小、中排気量
- 初級~上級向け
握れば握るほど高い制動力を発揮し、ミニバイクから高排気量の車両まで使用でき、安定した制動力を発揮します。
1setの価格8,800円(2Pcs/キャリパー)/12,000円(4Pcs/キャリパー)
フロントダブルディスクの車両は2set必要になります
レースパッドの磨耗
5種類のレースパッドの磨耗比較グラフです。ダイナモテストの数値によるグラフです。初期制動の効きが良いパッドは、材質が柔らかいので、磨耗が早くなります。
ローターへのダメージ
ブレーキは摩擦材とローターがお互いが磨耗して制動しますが、ローターへのダメージはどのパッドも微小です。目に見える大きなダメージはありません。
交換時の注意事項
パッド交換時は、ローターに前の材質の酸化皮膜が残っていますのでサンドペーパーで軽く除去すると、新しいパッドも馴染みやすくなります。お試しください。